2017年10月19日木曜日

【備忘録】 Mac で Windows のアプリを動かしちゃえ

X-Window System を使うのでフォントなどが汚いため実用的ではないと思います。
とはいえ、ちょっと Mac で Windows アプリの設定をみてみたいなどの場合には十分かなと思います。もっとも筆者は Parallels Desktop に Windows 7 と 8.1 をインストールしているので、必要なかったりはするんですけどね。

MacBookPro の macOS High Sierra (10.13)で動作検証しました。

1. XQuartz のインストール


macOS の X-Windows System の1つです。


2. Xcode のインストール


macOS の開発ツールです。
Mac App Store(Appleメニュー)で「Xcode」を検索して、インストールしてください。結構時間かかると思います。

3. WineHQのインストール


https://dl.winehq.org/wine-builds/macosx/download.html
より、 Installer for "Wine Stable" をダウンロードしてインストールします。

4. WineHQ の起動


アプリケションフォルダに、Wine Statbleアプリ(下図)がありますので、これを開きます。

すると WineHQに必要な設定がされた ターミナルが起動します。
これでインストールは完了です。

WineHQ の削除方法


https://wiki.winehq.org/MacOS
のUninstalling Wine の項目を参考にしてみてください。

Internet Explorer 8 (Windows)を起動してみよう!


WinHQ 2.0.2 には Internet Explorer 8が内包してます。

Win Stableアプリを開くと出て来るターミナルにて

wine iexporer.exe 

とタイプすると起動するはずですよ!

最初から入っているアプリってなに?


ターミナルより、
cd "$HOME/.wine/drive_c/Program Files"
open .
をタイプしてみよう。

Windows Media Player フォルダ = wmplayer.exe
Windows NTフォルダ内 = nordpad.exe

がありますね。
それぞれ

wine wmplayer.exe
wine notepad.exe

で起動できます。

Becky! Internet メールを起動してみよう


  1. ソフトのダウンロード(シェアウェア)
  2. Wine Statbleアプリを起動し、出てきたターミナルからダウンロードフォルダに移動
    cd $HOME/Downloads とか
  3. wine bk27400j.exe
    のようにインストーラーを wine で起動してインストール
  4. cd "$HOME/.wine/drive_c/Program Files/RimArts/B2" に移動した上で
    wine B2.exe
とはいえ、
fixme:secur32:schan_get_cipher_algid Don't know CALG for encryption algorithm 2, returning 0
のように暗号化関係のライブラリが対応していないので、Gmailの受信(IMAP)はできず。残念。

まぁちょっと遊ぶには面白んじゃないかと思います。

2017年10月19日 @kimipooh



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