2018年9月27日木曜日

macOS 10.14 (mojave) にアップグレードしてみて・・・

何日か仕事でアップグレードできない日々だったのですが、ついに我慢ができなくなってアップグレードしてしまいました。とりあえず法人向けセキュリティ対策ソフト「ESET Endpoint AntiVirus for Mac」については、macOS 10.14 対応が英語版なら出ていたので、これへアップグレードしておきました。

プリンタもそのまま設定が引き継がれていましたが、システム環境設定のプリンタとスキャナー画面で応答なしになるなど、そこで固まったりしましたねぇ。こういうときはセキュリティ対策ソフトなどがうまく対応していないことも考えられるのですが、アップグレードしてしばらくは、Spotlightインデックスとか何か裏側でいろいろやっていそうな感じもしますので、しばらく様子見かなぁ〜。

以下、アップグレードしたときの検証等の情報です。

Xcode 周り


人によっては、gitが使えなくなったり、cc が使えなくなったりする場合もあるようです。これは、Xcode の Command Line Tools をどのようにインストールしたかによって変わってくるように思います。私自身は macOS 10.14をアップグレード時に、最新の Xcode をいれていたからか、特に問題はありませんでした。homebrew も動きました。

ただし、最初にC言語ファイルを開いたときに、components のインストールを促すダイアログがでて components をインストールする必要がありました。

Command Line Toolsは、Xcodeをインストールせず、単体でインストールすると

  • /Library/Developer/CommandLineTools
にインストールされます。単体インストールは、 xcode-select --install や、
https://developer.apple.com/download/more/
よりダウンロードしてインストールできます。

一方、Mac App Store 経由で、Xcode をインストールし、Xcodeより Command Line Tools をインストール(C言語ファイルなどをXcodeで開いた場合にもインストーラーが自動起動する)すると、
  • /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
にインストールされます。

前者の、/Library/Developer/CommandLineTools に入れた場合には、OSのアップグレードによって、この/Library/Developer フォルダまるごと総入れ替えされるので消えてしまうんじゃないかなーと推測しています。

いずれにせよ git や cc が pathがないよ、おかしいよっていわれたら、
  • xcode-select --print-path
コマンドでパスを調べた上で、もしXcodeが入っているにもかかわらず、

/Library/Developer/CommandLineTools
になっているなら、
  • sudo xcode-select --swtich /Applications/Xcode.app
コマンドで、パスを変更してみてください。
もしXcodeがなければ、Xcodeを入れるか(一時間以上かかる)、いますぐ必要(いま授業しているんだ!とか)なら、xcode-select --install コマンドで Command Line Tools だけをいれてしまいましょう。

以下、手持ちのソフトで動作するかどうかをチェックしたものをまとめます。
ただ動くだけで安定動作するかはわかりません。
いまのところ、Virtualbox の古いバージョンぐらいが動かなかったぐらいですね。
あとプリンタ

Office 系


  • Office 2011 for Mac
     Word, Excel, PowerPoint とも動作はしました。ただし macOS 10.13 ぐらいから不安定だったので、まともに使えるかはわかりません。
  • Office 2016 for Mac
     Word, Excel, PowerPointとも動作はしています。安定しているかは今後使う中でわかるかなと。
  • LibreOffice 6.0.42: 動作した

Adobe 系


  • Acrobat DC Pro: 動作した
  • Photoshop CC 2018: 動作した
  • Photoshop Elements 2018: 動作した
  • Premiere CC 2018: 動作した
  • Premiere Elements 15: 動作した

仮想デスクトップ&ローカル環境系

  • Parallels Desktop 13.3.2: Windows7 動作した
  • VirtualBox 5.2.12: 使用できないとエラー, 5.2.18 は動作した。
     影響:Local by Flywheel (Docker系も影響うけるはず)
  • MAMP 5.1: 動作した


その他

  • Dropbox: 問題なさそう
  • CotEditor: 動く、ダークモード対応の最新版が出ている
  • Google Drive File Steam: 問題なさそう
  • Burn: 問題なさそう
  • E-Photo: 動作せず(プリンタドライバ、簡単モジュールなどが全部初期化されてないため)
  • FileZilla: 問題なさそう
  • Cyberduck: 問題なさそう
  • sqlitebrowser: 動作した
  • GeekTool: 問題なさそう、ただしダークモードならフォント色は白のがいい
  • Mailplain: 動作した
  • Sublime Text: 動作した
  • LiveQuoatz Photo Edit: 動作した、ダークモードに対応している。

2018年9月27日 @kimipooh

2018年9月12日水曜日

初のカンボジア、そしてベトナム、ラオスへ 3/3(後編 - ラオス編)

今回、カンボジア、ベトナム、ラオスの三カ国(7月末-8月初旬の11日間)にまたがることもあり、結構なボリュームになってきたので、国別に分けます。ここはラオス編です。


三カ国目になると、そろそろ帰りたくなってきます。
ノイバイ国際空港でセキュリティチェックに引っかかって心がかなり疲弊気味でした。

ラオス(ビエンチャン)



空港で電話SIMとデータ通信SIMを購入。ここの詳細については カンボジア編はこちら の冒頭で詳しく説明しています。お土産を少し買う予定なので、1万円を両替。 74.2キープ/円のレートでした。 電話SIMが 6万キープでした。

ラオスでは全日程運転手を手配していたのですが、その車に Wi-Fi があったのでとても楽でした。少し高くても仕事でいくならWi−Fi付の車を手配するのがオススメですね!


ヴィエンチャンの街並みは、結構きれいな感じがしますね。
ベトナムよりも車は少ない感じがします。
そうそう、ラオスの若い世代で外国語を学ぶ人気は、英語、中国語、日本語と日本語は3位らしいです。

ラオスでは、お会いする方々と昼食や夕食を一緒にすることが多く、進められて食べ過ぎたこともあって、毎日お腹痛かったです。そのため、日本からもってきた陀羅尼助を飲んでました。

ホテル








老舗のホテル。日本人が仕事でよく泊まっているホテル。朝食はいくつかのメニューから選ぶ形になり、味も美味しいです。筆者は American Breakfast ばかり注文してました。

ホテル Wi-Fi は、それぞれ別 SSID で10つぐらいあって、ローミングはされていないため、接続できなくなったら他のところにやつをつかうという感じです。夜に急に通信できなくなったので、他の Wi-Fi にしたらうまくつながりました。
また1時間後ぐらいに、「このIPアドレスは他の端末で使われています」といって接続不可に。誰か手動で固定IPを振ったのか? いやいやわざわざそんなことをする人はいないはず。となると、2重ルーター構成になっていて、サブルータが無線ルータになっていて、それが10つほど同じネットワークレンジ(192.168.1.0/24)を各ルータ個別のDHCPによる自動割り振りで振っていて、同じIPアドレスだったら接続できなくなるなんて構成かなぁ。

以前止まったホテルもそうでしたが、備品がないですね。
なのでヘアブロー、歯磨きセット、ひげそりあたりはもっていったほうがいいと思います。コンセントは日本のコンセント形状をそのままさせます。もちろん電圧は異なるのでアダプタが変圧できるタイプじゃないといけないので注意。いまどきのパソコンならOKのはず。なのでパソコンを充電しつつ、パソコンにスマホやモバイルバッテリーを接続して充電してました。

食事




スティッキーライス。
もち米ですね。これは手づかみで食べます。




右側は、焼きバナナが売っていた屋台です。
購入した食べたのですが結構美味しいですね、熱かったですけど。。

以下、今回訪れたレストランの紹介です。

  • PVO Vietnamese Food (ベトナム料理)
     サンドイッチやスイーツなどを食べたい人に・・・ハーフサイズのサンドイッチでもかなりお腹が膨れました。
  • Senglao cafe(アメリカンスタイルの高級カフェ)
  • Little House Cafe(日本人オーナーで、日本の味を堪能できる感じ、ワットシームアンの近く)
  • Sensen Restaurant(フォーやラーメンを食べたいなら行ってみては、安いよ)
  • Excellency Restaurant(高級フレンチ、VIPルームで洗練されたラオス風フレンチ料理を堪能してみては)
     肉の焼き加減はレアかミディアムか聞かれたので、日本ではレアをいつも頼んでいるので、「レア」っていったら同行していた人たちに「レアはやばいから止めたほうがいい!」って注意されました。こちらでは本当に、ほぼ生で出てくるようです。確かにミディアムで出てきたのですが、日本でいう「レア」より少し火が通ってるなぐらいの焼き加減でした。
  • Tree Loft(Tokyoケーキ / 実際には日本のケーキを売っている有名店、高いけれど日本の味を堪能したい、あるいは現地の人にプレゼントするには最適)


お土産


 

上記は、モーニングマーケットです。
ここで購入したコーヒー豆は美味しかったですね。



上記はスティッキーライスの入れ物。お土産に1つ購入しました。

 

上記は、ハンドメイドショップ。2016年に本屋さんの前でやっていたので、まだあるかなーと見てみるとやってました!可愛いカバンとかいろいろあって沢山購入しちゃいました!

ワットシームアン寺院(縁結び、厄払い)






厄年は終わってましたが、ベトナムでセキュリティチェックにひかかったりなどえらい目にあったので、お祓いやっておこうということになり、いってきました。僧侶がいる建物で、10000キープぐらいのお布施をすると厄払いとかしてもらえる。そのときミサンガを腕に結んでくれる。これは3日間つけておくとご利益ありということ。

対岸がタイ、メコン川にて






2016年もここで同じ風景を見ました。
旅の締めくくりはメコン川の夕日を堪能したのでした。

関西国際空港にて


今回の旅の間に始まった顔認証ゲートシステム。帰りはこのゲートを通って入国しました。あっさり通れて楽でしたね!

今回は、3カ国を一気に巡りました。
3カ国の状況を同じ時期、同じ年に比較できたいい機会でとてもよい経験になりました。ただ3カ国を短時間で巡るのは、体力的にかなり厳しいので、次回は2カ国までにしたいなぁと思ったのでした。

2018年9月12日 @kimipooh

初のカンボジア、そしてベトナム、ラオスへ 2/3(中編 - ベトナム編)

今回、カンボジア、ベトナム、ラオスの三カ国(7月末-8月初旬の11日間)にまたがることもあり、結構なボリュームになってきたので、国別に分けます。ここはベトナム編です。


これまで訪れたベトナム観光や市内散策は次の通りです。


思い返してみると、2006年7月のホーチミン市で初めてベトナムを訪れて以来、今回で6回目になるのですね。2006年のときは、日本との国際シンポジウムをPolycom を使って遠隔会議で結ぼう、会場にはネット回線もなくて必要な機材一切ないよーという状況だったので、大変でしたねぇ。

ベトナム(ハノイ)





この車のおもちゃ、いくらか忘れましたが、幼児向けにレンタル(1時間○万ドンとかだったような)しているとのことでした。あと、右側の写真はとある場所の交差点で、これ事故りかけているのではなくて、混雑しているときの普通の光景です。信号もありませんし、我が道を行く運転ですね。T字路なのですが、隙間があればあらゆる方向からあらゆる方向へ車やバイクが好き放題に移動してる感じです。でもうまくいってるんですよねぇ。これ動画で撮影してほしいと写真をみた知人に言われたのですが、時間があるときにみたのですが、ここ以外ではここまでカオスに混雑しているところがなくて(確か土曜日で比較的空いてた)、残念ながら撮影できず。確かにどういう風にこれ動いているか知るのは面白そうですね。

ホテル


シェムリアップ(カンボジア)からルアンパバーン(ラオス)を経由して、ハノイ(ベトナム)に到着したため(3時間もかかった)、ホテルについたのは 21時50分。そのまま疲れて寝てしまいました。





なんとウォシュレット付きトイレがありました!!
日本人がオーナーで、日本語が話せるスタッフがいました(いないときもありました)。
食事もバイキング形式で、味噌汁にパンにベーコン、サラダと和洋折衷のような感じで食べました。美味しかったですね。


食事





ホテルの人に韓国料理でおすすめの店を聞いて、タクシーで向かった先が下記のレストランでした。2名で40万ドン(2000円弱)でした。ホテルの書いた人の店のメモを、タクシーに載るときにホテルの人がうっかり預かったままだったので、右往左往しながらたどり着いたためタクシー代が12万ドンもしちゃいました。




観光


ベトナムは少し時間ができたので、割と近めの郊外にあるバッチャン村とチャンアン、そして最後の市内にある鎮国寺に行きました。


郊外への道路はかなり整備されていました。

バッチャン村





白土を使って、手作業で描かれている陶器。家族ごとに手作業で作っているようで、それぞれごとに署名のようなものを裏側に描いているとのことです。

ツアーでよく使っているようなバッチャン村で一番大きな店にいきました。

  • 4F 工房
  • 3F 古器
  • 1, 2F いろいろ
という感じに分かれています。4Fの工房では実際に手作業で描いているのを見ることができるので、是非いったほうがよいです。



上記が3Fにある古器で値段も結構高いです。



私は、醤油入れをいくつか購入しました。5つかったら1つおまけで、1つ10ドル(5つで、120万ドン支払いました)


世界遺産チャンアン





 

ちょうど結婚式をしていたので写真をとらせてもらいました。幸せそうでなによりです!






ボートによる鍾乳洞にもチャレンジです。
雨がかなりきつかったので、カッパを現地で購入してライフジャケットを装着して出発。途中の鍾乳洞は、かなりスリリングでした。鍾乳洞につく前に船底に身を沈めるよう指示があり、実際そうした上で首を横向けにしたりして避けないと岩に当たるので気をつけないといけません。船頭さんってよくこんなところをうまく操縦してぶつからないよなぁと思いました。


 

これは船着き場付近のレストランで食べた食事。量が多いな!って思う以外は美味しかったです。ハロン湾に比べて近場ですし、ツアーも結構あるので是非一度はいってみてはと思います。

鎮国寺




割と近場なのに行ってなかったのと、ハノイに戻ってから少し時間があったのでいってきました。夕方の湖はきれいですね!

ベトナムからラオスへ


と穏やかな気分で空港に向かったわけですが、冷や汗をかく事態に・・・ (>o<);

人生初、セキュリティチェックにひっかかる!


ノイバイ国際空港で、チェックイン、出国審査をパスして、金属探知機のチェックをうけようと担当者にパスポートと搭乗券をみせ、機械で搭乗券をチェックする段階で警告ランプがついた。即座に、ついてくるようにいわれて担当員間同士で話し合った結果(そのように見えた)、担当員にパスポートを取られて、搭乗券だけ渡されて警備員らしき人に出国審査の外に連れ出されて、「あそこいけ!」って言われました。どうやら航空会社のセキュリティチェックのところへいけってことかなぁと思ったのですが、確認しても航空会社のチェックカウンターあたりを大まかに指差すだけで「しっ!しっ!」ってな感じだったので仕方なく、航空会社の information で「セキュリティチェックにパスしなくて、航空会社へいけっていわれたけど、どこいったらいいの?」ってやりとりをしてたら、場所がわかった。このあたり、もう少し冷静にその場所のドアにはられていた Secuirty Checkをチェックしたらわかったのだろうが、ちょっとパニクっていたので、航空会社のinformation で聞くのが確実かなと思ったのでした。

航空会社のセキュリティチェックにいくと、私のスーツケースがあったので鍵を開けて、中からモバイルバッテリーを取り出してみせた。それ自体は問題なかったのだけど、他にもチェックされました。

  • 変圧器:最初にこれが目についたので、「これなに?」って言われて、変圧器だと説明
  • USB-C のケーブル:「こんな形状見たことないけど、これなに?」って言われて、USB-Cでは通じないので、「ほら、このバッテリーチャージをするためのケーブルだ」っていって実演。それで納得はされましたが、不思議な顔をされて「見たことないなぁ」とつぶやいてました。。そうか、ベトナムではUSB-C は珍しいのか、、いやいや、そんなわけないようなぁと思いつつ、たぶん世代によってしらない人もいるのかなと思いました。

空港のセキュリティチェックをパスして、さてどうしよう


出国審査のところは大混雑です。並んでいてはとても飛行機の時間に間に合いそうにありません。そこで、乗組員やプライオリティの高い人が並ぶ出国審査のゲートに並んで、「セキュリティチェック受けろと言われて受けてきたけど、、、、」っていったら、通してくれました。
次にパスポートを取り上げられたところ(出国審査の端っこ)の人に、「セキュリティチェックを受けろと言われて受けてきたけど、どうしたらいい?」っていったら、「パスポートはどこだ?」「そちらの担当員に取り上げられたから、持っているはずだ」「知らんぞ」とか、やばいなーって思っていたら、出国審査員が預かっていたみたいで事なきを得ました。こういうときってどうしたらいいかわからず、パニックになりますよね。

うっかりモバイルバッテリーをスーツケースにいれたまま(行きは手荷物だったのですが、観光いくときに重いのでスーツケースに置き去りにして、そのままだった)にしていたのが原因。気をつけないと怖いですね。

何はともあれ無事に帰国、、じゃなくて、、、ラオスに到着することができたのでした。
ちなみにノイバイ国際空港までホテルからタクシーで 35万ドンでした。

後編 - ラオス編へ続く

2018年9月12日 @kimipooh