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2024年6月10日月曜日

大きな桁の円周率を求める y-cruncher ツール使い方(Windows11編)

 ふと、下記が目に入ったときに、利用されていた y-cruncher というツールを使ってみたいなぁと思いました。このツールは、http://www.numberworld.org/y-cruncher/ にあるわけですが、2010年8月の 5兆桁を皮切りに、2019年3月にはGoogle社員の方が 31.4兆を、同Google社員の方が2022年6月には100兆超えをして、そして2024年2月には105兆桁を実現したようですね。

WindowsとLinux OSのみサポートしているので、ちょっと試すぐらいなら Windows OS で十分かなと思います。で、日本語での使い方を探しますが、意外と探せない。まぁ  http://www.numberworld.org/y-cruncher/ をみたら一目瞭然でしょとは思いますが、そこはまぁ、見てもわからない人でも試せる使い方あったほうが楽しいじゃないですか。

ということで試してみることにしました。

なお、M1 MAX MacBookPro の macOS Sonoma 14.5 上に仮想環境 Parallels Desktop をインストールして、そこに Windows11 OS(英語版)をインストールして試しているので、パフォーマンスは悪いかなぁとは思います。体験できたらよし!なので気にしないでおきましょう。

STEP 1. ツールのダウンロードと ZIPファイルの展開


http://www.numberworld.org/y-cruncher/  よりダウンロードして、ダウンロードしたZIP圧縮ファイルを展開します(ファイルで右クリックして「すべてを展開」を選択)。
ここについての詳しい説明は割愛しておきます。

STEP 2. ツールを起動する


下記のプログラムを開きます。

すると、下記のようなコマンドプロンプトで起動します。
*途中で処理を強制的に終了したい場合には、Ctrl を押しながら cボタンを押してください(Ctrl + c)。これで処理が強制終了してコマンドプロンプトも閉じます。


さて基本的には、数字を入力して、Enter を押すことで次に進みます。

まずはこのツールが端末情報をどのように認識しているかみてみましょう。

1 を入力して Enterを押してみてください。

下記のように、端末で利用可能な CPU のコア数やメモリなどの情報がでてきます。
私の場合には仮想環境に対して 8GB のメモリ(うち4GBをグラフィックメモリ)を割り当ててます。

確認できたら、Ctrl を押しながら cボタンを押してください(Ctrl + c)。これで処理が強制終了させて、再度 y-cruncher を起動してみましょう。

STEP 3. 円周率を求めてみる

下記において、0 を入力して Enterを押します。



下記のようにシングルスレッドかマルチスレッドがでてきますので、とりあえずマルチスレッドである 1 を入力して Enterを押します。



そして、最初は軽めにするということで 2500万桁を求める 1 を入力して Enterを押してみましょう。下記のように計算がスタートします。


そしてわずか4秒で終了しました。



さすがにこれでは味気なさすぎます。

次は、10億桁をやってみましょう! 下記にあるように目安として必要なメモリ情報が書かれてます。下記の選択になったら 6を押して Enterを押します。
*なお 7 を選択すると、メモリ不足と怒られました。さすがに明らかにメモリ不足だと動作させないようにしているのでしょう。手持ちは 64GBの物理メモリがあるので、やろうと思えば仮想環境に50GBほど割り当てることができますから、9 まではいけそうですね (^^;



さすがに数秒とはいかず、7分少し掛かりました。



とまぁ、このように円周率を10億桁求めてみたぜ!ぐらいなら、まぁメモリ 8GBぐらい搭載している端末はわりと一般的ですから、誰でもできるんじゃないでしょうか。

2024年6月10日 @kimipooh

2019年10月19日土曜日

【備忘録】macOS 10.15 で 従来あった iTunes の iOSバックアップフォルダの変更方法

macOS 10.15 から iTunes が無くなりました。

で筆者は iTunes データは外付け HDDに保存しており、その設定はそのまま維持されています。でも変更したいときにはどうしたらよいのかなと思って、そのことをメモしておきます。

iTunes の iOS バックアップフォルダの変更



に iPhone Backup Extractor というアプリでやる方法と、シンボリックリンク(ln -s)をつかう両方が書かれています。筆者はシンボリックリンクで設定してました。

保存場所:$HOME/Library/Application\ Support/MobileSync

です。そのため、MobileSync を外付けHDDに移した上で、シンボリックリンクを貼ればいいわけです。

外付けHDDの保存場所:/Volumes/外付けHDDの名前/Backup/MobileSync

という場所に移動したとすると

$HOME/Library/Application\ Support/MobileSync がまだ残っている(移動ではなくコピーした場合)のなら、それをリネームした上で、

ln -s /Volumes/外付けHDDの名前/Backup/MobileSync $HOME/Library/Application\ Support/MobileSync

とすればよいです。

ls -l $HOME/Library/Application\ Support/MobileSync
lrwxr-xr-x 1 ユーザー名 staff  **  **  ** ** '/Users/ユーザー名/Library/Application Support/MobileSync' -> '/Volumes/外付けHDDの名前/Backup/MobileSync'

のようにシンボリックリンクがはられていることが確認できます。

2019年10月19日 @kimipooh

2019年7月31日水曜日

【備忘録】Mac で 大量の同一 USB メモリに、同じデータをコマンドラインからコピーするには・・・

Mac で 大量の同一 USB メモリに、同じデータを入れる場合、.DS_Store、.Spotlight-V100 とか Windows OSからみたらゴミのようなデータも入ってしまいます。さらにUSBメモリに入っているデータは消した上で、コピーしたい場合に通常ではコマンドラインから消せないファイルもあります(.Spotlight-V100とか)。



2,3個ぐらいならいいのですが、多くなってくるとこれをいちいち GUI で取り除くなんて面倒なことはやっていられません。

筆者も 40個ほどの USBメモリについて依頼されて2,3しましたが飽きました (^^;



上記で20個ほどです。
こういうときにはシェルスクリプトですよね!

1. USB メモリにデータをコピー
2. 不要なフォルダやファイルは削除する
3. すべての処理が終わったら、USBメモリを取り外し可能な状態にする

これが自動化できたら便利です。
これについて簡易的なものを作成したので備忘録がてら(また使うかもしれないので)載せておきます。

USB.sh (sh シェルスクリプト)

ーーー
#!/bin/sh

export USB_DIR="/Volumes/hogehoge/"
export USB_SRC="$HOME/Desktop/USB/"

if [ ! -d "$USB_DIR" ]; then
  echo "Cannot find out USB MEMORY".
  exit
fi
if [ ! -d "$USB_SRC" ]; then
  echo "Cannot find out the source data".
  exit
fi
sudo mdutil -i off "$USB_DIR"


rsync -av "$USB_SRC" "$USB_DIR" --delete

find "$USB_DIR" \( -name '.DS_Store' -o -name '._*' -o -name '.apdisk' -o -name 'Thumbs.db' -o -name 'Desktop.ini' \) -delete -print


rm -rf "$USB_DIR"/.fseventsd
rm -rf "$USB_DIR"/.Spotlight-V100
rm -rf "$USB_DIR"/.Trashes

ls -lga "$USB_DIR"

sync

sleep 1

sudo umount $USB_DIR
ーーー
hogehoge の部分に、USBメモリとして認識するラベル名を入れます。同じUSBメモリなら同じ名前でしょう。違うなら、ここはコマンドラインから入力するように改変が必要ですね。
USBの部分は、コピー元のフォルダです。ここではデスクトップのUSBフォルダにしてます。

大まかな流れ


1. 「ターミナル」アプリに対して「フルディスクアクセス」権限を一時的に付与します。
システム環境設定 >  セキュリティとプライバシー > プライバシー > フルディスクアクセス に追加



これを忘れると、.Spotlight-V100 などシステムが生成するフォルダやファイルを消そうとすると、権限がないとエラーがでます。ただフル権限を与えてしまうものなので、使い終わったら権限を剥奪しておくのがよいです。

2. ターミナルより、USB.sh (今回はその名前で保存した)を実行します。
sh ~/Desktop/USB.sh
とか(デスクトップに保存したなら)。

3. USBメモリに対する Spotlight 検索インデックス作成をOFFにします。

4. コピー先とコピー元に、準備したフォルダがあるかどうか確認します。なければ終了

5. データを rsync コマンドでコピーします。コピー先にあるデータは全部消します。

6. 不要なファイルやフォルダを削除します。

7. USBメモリのトップのファイル一覧を表示してから、1秒待って、USBメモリを取り外します。

あまり速く取り外すと、Busy とかいって取り出せないこともあるので少しまってみるということです。

これで 100や200個ぐらいなら耐えることができるでしょう。

注意


export USB_DIR="/Volumes/hogehoge/"

の保存先をうっかり / とか $HOME とかにすると悲劇になるので、そこは十分に注意する必要があります。ユーザーフォルダやシステムフォルダのうち消せるものは全部消しますしね。そのあたりは備忘録として残しているだけなので、消えても筆者は責任を負いません。



2019年7月31日 @kimipooh

2019年1月25日金曜日

【備忘録】archive.org のアーカイブサイトを httrack ツールでダウンロードする方法

研究所の一番最初に作成されたウェブサイトってどういうものだったかなと興味本位っで
を過去に何度かみていたのですが、このデータってダウンロードできないのかな、もし上記アーカイブプロジェクトがなくなったときのことに備えてと思うようになりました。単純な方法ではできなかったので備忘録としてやり方を残しておきます。

STEP 1. httrack をインストールしよう


筆者は macOS 10.14 にインストールしたので、Homebrew というツールでインストールしました。このツールが入っているなら「ターミナル」(アプリケーション > ユーティリティフォルダ内)より

brew install httrack

でインストールできるでしょう。
ツールが入っていないなら、インストールしてから実行してみてください。

Windowsであるなら、https://www.httrack.com/ よりインストーラーをダウンロードできます。

STEP 2. クローンしてみよう


  • クローンしたいアーカイブ:https://web.archive.org/web/○○○○/サイトのURL
  • サイトのURL:http://[ドメイン]/
  • サイトのドメイン:[ドメイン]
  • 保存したい場所:ダウンロードフォルダの aaa フォルダ($HOME/Download/aaa)

とします。

1. 「ターミナル」(アプリケーション > ユーティリティフォルダ内)を起動します。

2. 次のコマンドを実行して、($HOME/Download/aaa)フォルダを作成します。
mkdir $HOME/Download/aaa

3. 作成したフォルダに移動します
cd $HOME/Download/aaa

4. クローンスクリプトを作成します。
touch mirror.sh
open -a textedit  mirror.sh
とすると、mirror.sh ファイルが作成され、それを テキストエディットが開いてくれます。
次のコードを入れましょう。
httrack\
    https://web.archive.org/web/○○○○/サイトのURL/\
    '-*'\
    '+*/[ドメイン]/*'\
    -N1005\
    --advanced-progressinfo\
    --can-go-up-and-down\
    --display\
    --keep-alive\
    --mirror\
    --robots=0\
    --user-agent='Mozilla/5.0 (X11;U; Linux i686; en-GB; rv:1.9.1) Gecko/20090624 Ubuntu/9.04 (jaunty) Firefox/3.5'\
    --verbose

上記をコピーして、mirror.sh のファイルにペーストし、赤文字の部分を変更しましょう。
そして保存してください。

このコードの大元は、GitHubの
に置いてあるものを参考にしました。

5. クローンスクリプトを実行します。
sh mirror.sh 
これで確認を聞いてくるので、そのまま Enterを押すとクローンが始まるはずです。

注意点


あくまで archive.org プロジェクトにアーカイブされたデータになります。
もし CMSシステムを使っていたとしても静的HTMLに変換されていますし、ディレクトリ構造が変更になっているかもしれません。そのため、ここのデータをバックアップだと思ってそのまま復元しても、その復元した状態では動くかも知れませんが、あとから編集できなかったり、いろいろトラブルが生じる可能性が高いです。
また archive.org でキャッシュするためのスクリプトが埋め込まれてもいます。
そのため、あくまでコンテンツとして取り出したいときにつかうのがよいと思います。
復旧するなら1つずつデータをコピー&ペーストして、復旧したシステムに落とし込む必要があると思ったほうがいいということです。

2019年1月25日 @kimipooh

2018年12月14日金曜日

【備忘録】macOS でスリープから復帰がとても遅いときがある場合の対処

macOS 10.14 になってから顕著になったなぁと思って、ネットで調べた対処方法をまとめて置きます。現状は検証中なので、効果があるかどうかはわかりません。ただ備忘録としてメモしておかないと忘れそうなので先にメモっておく感じです。

原因


SSD内蔵の macOS 搭載マシンについては、節電対策としてスタンバイモードというのが搭載されています。バッテリー駆動時にスリープして一定時間がたつとディープスリープ(休止モード)になるモードのことです。
macOS 10.14 のデフォルトでは、スタンバイモード設定については、次のようになっています。
(ターミナルより pmset -g で確認可能)
  • stanby 1 (スタンバイ有効)
  • standbydelayhigh 86400(1日) - バッテリ駆動時
  • standbydelaylow 10800(3時間)- バッテリ駆動時
ディープスリープ(休止モード)は、デフォルトの「セーフスリープ」設定の場合、バッテリーが少なくなってきたときか、一定時間待機(ここが曲者)したら自動移行します。
ディープスリープは、メモリ内容をSSDに保存して完全に電源OFFにして、次回復帰時にSSDからメモリへデータを復帰させるため、物理メモリ搭載量が多ければ多いほど時間がかかる可能性が高くなります。。
ここで問題なのは、一定時間待機という一定時間が、3時間かもしれないという点です。3時間スリープしたらディープスリープになっちゃうかもねーってのは「ちょっと短すぎない!?」ってことです。急いでいるときに、しばらく無反応でレインボーカーソルがぐるぐる回りだして、ジーと待たないといけないのにイラってきているなら、やる価値はありそうです。なお、バッテリーを頻繁に完全放電するような人には向きません。

さてこれでうまくいくかはしばらく使ってまたコメントいれます。

STEP 1. スタンバイ時間を長くする

  • hibernatemode 3 (セーフスリープ)
  • standbydelayhigh 86400(1日)
  • standbydelaylow 10800(3時間)
だったのを
  • hibernatemode 3 (セーフスリープ)
  • standbydelayhigh 604800(1週間)
  • standbydelaylow 604800(1週間)
にしちゃえというものです。

ターミナルアプリより

sudo pmset -a standbydelay  604800

とすることで設定できます。

ただ、そうすると Bonjour (mDNS)によるスリープからの復帰問題によってバッテリーが意図せず浪費する可能性があります。参考:Macでスリープ時にバッテリーが減る現象を改善する方法まとめ

Bonjour (mDNS)がどれぐらい動いているかは、

log show --style syslog |fgrep "Wake reason"

とタイプして、

Wake reason: RTC (Alarm) が大量に出ているようなら、Bonjour (mDNS) がスリープ時に動いていることになります。

そうした場合には STEP 2. にて止めると良いとのことです。プリンタも最近は Bonjour ではなく、Air Printとか IP(TCP/IP)プリントとか出来るものも多いですしねぇ。

STEP 2. Bonjour (mDNS) を止める



ターミナルアプリより

sudo  defaults write /Library/Preferences/com.apple.mDNSResponder.plist NoMulticastAdvertisements -bool YES

を実行して設定した上で、

sudo launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.mDNSResponder.plist
sudo launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.mDNSResponder.plist

で mDNSResponder を再起動する(あるいは端末を再起動する)。

2018年12月14日 @kimipooh

2018年11月10日土曜日

京阪電車のプレミアム乗車券を買ってみた

少し時間的余裕もあったので、かねてから一度は乗ってみたいと思っていた京阪電車のプレミアム車両に乗ってみました!




専用スタッフがいる


座席番号がどこかわからないので、座る位置がわからず右往左往しました。
プレミアム車両は専用スタッフがいるので、尋ねたら教えてくれました。このあたりはいいですね。

電源、机がある


Free Wi-Fi、電源、机などがあるのでパソコンでなにか作業したりするのも便利です。

座席の乗り心地


座席間隔も非常に広くゆったりしていて、ふわっとした間隔がある乗り心地のよい座席でした。これって新幹線より乗り心地よいような気がします。

「終点から乗るより、帰りの途中駅から乗ったほうが意味があるんじゃない?」と言われたりしましたが、確かに疲れた帰りに予約するのが最適なように思います。確実に座ることのできますしね。とはいえ、乗り心地はかなりいいので、この味を知ってしまったらまた終点からも乗ってしまうかもしれません。他の方のブログなどで書かれている通り、トイレがあったら最高だなと思いました。

2018年11月10日 @kimipooh

2018年8月7日火曜日

【備忘録】MAMP のアップグレード方法

その都度考えてやっているのですが、ここらでやり方をメモしておくのもよいかなと思いました。少し躓くところもあるかもしれませんので、参考になるかなと思います。

基本的なアップグレード方法


例)MAMP 4.5 --> 5.0.1 へのアップグレード


  1. db, htdocs フォルダのバックアップ(ログデータをバックアップしたいなら logs フォルダもバックアップ)
  2. MAMP 本体をアップグレード
  3. MAMP で利用したいPHPバージョンの調整(5.6.33, 7.2.7)
  4. bin/php フォルダに 利用したい PHP フォルダを2つだけ残す(無料版は2つのみ選択可のため)。それ以外はリネームしておく。筆者は、5.6系 と 7.2系を残した。 
  5. db, htdocs をバックアップからコピーでも戻す
  6. db/mysql56 --> db/mysql57 へ名前変更
  7. MAMP起動、mysqlのデータアップグレードツールが走るので、Upgrade ボタンを押す


もし MAMP を SSL設定にしていた場合


手動あるいは、mamp-wp-installer にある「mamp-enable-ssl.csh」ツールなどを使って(使い方)、MAMPで SSLサイトを構築しているなら、再度構築し直しが必要です。基本的なアップグレードに続いて、一旦MAMPを終了した上で、SSL設定を付与して MAMPを起動しましょう。

以上。

2018年8月7日 @kimipooh

2018年7月3日火曜日

greple + App::Greple::msdoc で Microsoft Office ドキュメントをコマンドラインから検索、テキスト抽出(出力)する!

知人がFacebookでつぶいていたのをみて、面白そうだったので早速手持ちの Mac(macOS 10.13.5)にインストール。ちょっとインストールに手間取ったので、備忘録として残しておきます。

参考情報


greple を Mac へインストール


ターミナルより、次の3つのコマンドでインストールできます。
※参考情報であげたサイトをみると brew (要 Homebrewのインストール)でインストールしてますね。

sudo cpan install App::Greple::perl
sudo cpan install App::cpanminus
sudo cpanm install App::Greple::msdoc

cpan は perl モジュールをインストールするためのツールで、macOS には標準搭載されています。これを使って greple をインストールします。 /Library 以下に書き込む(標準 perl を使うので)ため、sudo を使って管理者権限でインストールします。

greple コマンドは、
  • /usr/local/bin/greple 
にインストールされます。

次に cpanm コマンドをインストールします。これは App::cpanmius というモジュールをインストールすることで利用できるようになります。

cpanm コマンドは、
  • /usr/local/bin/cpanm
にインストールされます。
cpanm をインストールした理由は、App:Greple::msdoc(GitHub)のINSTALL項目に、「cpanm App::Greple::msdoc」とあったので、cpanm があったほうがいいのだろうな、、という軽い気持ちでした。

で、そのコマンドを叩いてインストールしたのでした。

/usr/local/bin への PATHを通そう!


macOS 標準の bash シェルを使っているなら、
which greple
/usr/local/bin/greple
とPATHがすでに通っていれば何もしなくてもよいのですが、
which greple と /usr/local/bin/greple 等 greple のPATHが表示されないなら、PATHを設定する必要があります。

 ~/.bash_profile
export PATH="/usr/local/bin:$PATH"
を追加しておきましょう。

使ってみよう!


とまぁ、インストールは cpanm をどうやってインストールするのかなとかで少し手間取りましたが、終わってみれはあっさりとインストールできました。インストールしたからには使ってみなければ!ですね!

Microsoft Office 2016 for Mac で、2種類のフォーマットの Word文書を用意してみた
  • test.doc (Word 97-2004 までの形式)
  • test.docx (Word 2007 以降の形式)
でまぁ文章は上記の通りですね。あまり考えてません (^^;
ダウンロードフォルダに test.docとtest.docx を置いたとします。

現在の Word 形式の場合


greple -Mmsdoc --dump  ~/Downloads/test.docx >  ~/Downloads/test.txt

としてダウンロードフォルダに text.txt として出力してみましょう。
それを CotEditor というテキストエディタで開きます。


ほうほう、改行コードは LF なのね。。また段落(Enter)ごとに空行が入るのは仕様だそうです(参考情報によれば)。ちなみに、Shift+Enter (改行)は、認識しないようで、テキストデータで出すと、改行なしで出力されます。

を出力すると


になります。

画像を途中で挟んでも、そこは無視されてテキスト部分だけが出力されます(当たり前か)。

古い Word 97-2014 形式の場合


greple -Mmsdoc --dump  ~/Downloads/test.doc >  ~/Downloads/test2.txt
SKIP /Users/◯◯/Downloads/test.doc

あらま、古い形式は対応していないようですね。
test2.txt も空でデータが入っていません。

検索してみよう


greple -Mmsdoc '検索'  ~/Downloads/test.docx


ふむふむ。まぁ テキストファイルに落とし込めたなら、あとは別ツールを使えばいいので、このあたりでいいかな。

PowerPoint もいけるそうだが、どうやる?


折角なので、発表に使ったデータでやってみましょう。
のように 64スライドもあります。画像も沢山つかっています。
これを test.pptx にリネームして、ダウンロードフォルダにいれておきます。

greple -Mmsdoc --dump  ~/Downloads/test4doc >  ~/Downloads/test4.txt

とするとあっさりできましたね。
ちなみにサクッと出来ました。time で時間をはかるとほぼ一瞬。

time greple -Mmsdoc --dump ~/Downloads/test4.pptx> test4.txt
real 0m0.297s
user 0m0.218s
sys 0m0.047s

はやいな!
データは、スライドにページ番号をいれていたので、
開幕〜いきますよ!
9
のようにスライド9番目だなというのは分かります。ただスライドの順番がバラバラですねぇ。スライド28→7→8→9→10→22→11→.. 


スライド44の文字化け


は、下図のように元スライドをみると「→」か。。まぁ一部このような部分もありますが、ほぼテキストをうまく取り出しているのですごいですね!



じゃあ、Excelはいけるの?いけるよね?


Excelデータを test5.xlsx としてダウンロードフォルダに入れる

greple -Mmsdoc --dump ~/Downloads/test5.xlsx > test5.txt

さすがに意味不明なデータになりますね。



元は、下記のようにA - E にデータが入っていました。もちろんテキストデータとしては問題なく出力できていますが、どの行かわからなーいという感じに。




簡単に使えるようにエイリアス設定をしておこう!


greple というコマンド自体覚えておける自信がありません。
ここは alias コマンドで好きな名前で使えるようにしちゃいましょう。
macOS の標準シェルは bash です。ので、 ~/.bash_profile の末尾に、

alias msdump='greple -Mmsdoc --dump'

を追加しておけば、以後

msdump  ◯◯.docx  > △△.txt 

のように、コマンドオプションを知らなくても使えるようになりますよ。

XML形式での出力も可能


何かプログラム処理をしたいなら、そういうのもありかもしれません。

greple -Mmsdoc --dump --indent ~/Downloads/test.docx >  ~/Downloads/test.xml

などのように --dump に加えて --indent オプションを追加するだけです。
すると下図のように、XML形式のデータとして出力できますね。



とちょっと面白そうなコマンドだなと思っていろいろ試したのでした。これはなかなか良さそうですね!

2018年7月3日 @kimipooh




2018年2月4日日曜日

PHS (Willcom WX12K) の連絡帳を iPhone へ移行する方法 #phs #willcom

いまだに PHS を使っていた知人が スマホデビューするということで、連絡先の移行について手伝いました。Willcom の連絡帳は KBF という拡張子がついた独自フォーマットです。また H"問屋などコンバートツールも、もはやダウンロードできません。まぁそんな中でいろいろ考えて、もっとも簡単だった方法をお知らせします。

必要なもの


今回は macOS High Sierra (10.13.3)の環境でためしたものを紹介します。

  • miniSD カードリーダー(PHS の miniSD データをパソコンへ取り込み)
  • VCF統合(コマンドライン)
    • ここでは macOS のターミナル + cat コマンドを紹介します。
  • 文字コード変換(Shift_JIS --> UTF-8)
    • ここでは、CotEditor と nkf(コマンド)の方法を紹介します。 
  • テキスト置換(アドレス帳形式の手動変更)
    • ここでは、CotEditor の方法を紹介します。
  • iCloud (Apple ID) アカウント

流れ


  1. PHS にて 1件ずつ vCard (VCF) 形式で保存
  2. 保存したデータをPCへ取り出す
  3. 保存したデータを1つの vCard (VCF) に統合する
  4. 統合した vCard (VCF) の文字コードを UTF-8 に変更する
  5. 統合した vCard (VCF) のフォーマットを iCloud 連絡先フォーマットへ変換(手動)
  6. iCloud にログインして、連絡先から iCloud 連絡先フォーマットに変換した vCard (VCF) をインp−と
  7. iPhone で iCloud にログインし、連絡先を同期

Step 1. PHS から PHS の連絡先を vCard (VCF) 形式に1件ずつ変更


  • アドレス帳 > 各アドレスを開く > メニュー > 名刺タブへコピー(microSDへ)
     参照:取扱説明書(P88)アドレスカード(vCard形式)について

知人は約170件ほどありました。
これはまぁ頑張ってもらわないといけませんが、ここを頑張れば後が簡単になります。

Step 2. 保存した vCard (VCF) 形式の連絡先をパソコンへコピー


  1. PHSの電源をOFF
  2. PHSの裏蓋をとって、バッテリーを抜き、miniSDカードを取り出す
  3. miniSD カードリーダーに miniSDを接続し、パソコンにデータをコピー「KYOCERA」フォルダをコピーしておく

Step 3. vCard (VCF) の統合


保存した「KYOCERA」フォルダが、「デスクトップ」にあると仮定します。

  1. ターミナルアプリを起動
  2. 次のコマンドを実行する
    1. cd  $HOME/Desktop/KYOCERA/DATA  を入力して Enter
    2. cat *.vcf  >>  $HOME/Desktop/vcards.vcf を入力して Enter
これで、 デスクトップの、 vcards.vcf に全 VCF ファイルが入ります。

Step 4. 統合した vCard (VCF)データの文字コード変更


Shift_JIS形式になっているので、UTF-8に変更します。
CotEditor 等文字コード変更機能のついたテキストエディタをつかうか、nkf を端末に導入している人であれば

nkf -w --overwrite $HOME/Desktop/vcards.vcf

コマンドにて UTF-8 にコンバートします。
Willcom が出力する vCard (VCF) は、Shift_JISで保存されています。
これをこのまま iCloud の連絡先にインポートすると、文字化けします (^^;

Step 5. 統合した vCard (VCF) データのフォーマットを iCloud 連絡先データ・フォーマットへ修正(手動)


CotEditor などテキストエディタで、統合した vCard (VCF) を開いてください。
そして次の2点の置換をしてください。

  • FN;CHARSET=SHIFT_JIS: ---> FN:
  • N;CHARSET=SHIFT_JIS: ---> N:
上は、表示名、下は、氏名になります。

Step 6. iCloud (Apple ID) の連絡先にインポート


もし iCloud (Apple ID) を作成していなければ、Apple ID を作成してください。
  1. https://www.icloud.com/ にログイン
  2. 連絡先を開く
  3. 左下の「歯車」アイコンから、 「iCard を読み込む」を選択し、統合した vCard (VCF) を選択する
これでうまく入っているはずです。
Step 5をしなければ、見た目はうまくいっていても、iPhone に同期したときに名前がすべて「メールアドレス」になってしまいます。

Step 7. iPhone にて iCloud (Apple ID)でログイン


ログインするとデフォルトで iCloud 側の連絡先が同期されます。

これでうまく連絡先が移行できているはずです。

2018年2月4日 @kimipooh

2018年1月5日金曜日

【備忘録】視覚障害者の方が radiko でラジオ放送を視聴する方法

筆者は、目の見えない視覚障害者の知り合いのパソコンをサポートしています。
そのPCに関しては本ブログのナビゲーションタブ「音声専用PC情報」でも触れています。

ここでは視覚障害者のサポートをしている方々(筆者含む)向けに、radiko 視聴についてどのように解決したのかを備忘録として残しておきます。

radiko の仕様が頻繁に変わる


radiko は、ラジオ放送をインターネット経由で視聴できるサービスです。ただ年々、視覚障害者には使いづらいものに変更されています。仕様が変更になるたびに、できるだけストレスなく radiko を視聴できるかについて考えてきました。その履歴は末尾に付録として掲載しておきます。
また radio をキーボード経由で簡単に利用できる radika というソフトを長らく愛用してきましたが、 2015年5月段階でサポートが終了していたため、次にダメだったら、MuRadiko など別のアプリを試そうと思っていました。しかしこれも、radiko 最新仕様では動作しないことを確認しました。

radiko 公式ガジェットでとりあえず一息


まず radiko 公式は、選曲をするのにマウス前提の仕組み(クリックして選曲)になっていたので冷や汗ものでしたが、MENUからの選曲がキーボードでもできるために助かりました。とはいえ、選曲名は分かりませんので、完全に使えるかといえば、選曲名が分からなくなってしまった場合にはご家族の助けが必要かなと思います。

操作手順

  1. 起動したら前回選曲したものが自動再生される。
  2. Tab 3回 > Space でMENU選択。
  3. Tab 2回 で次への選曲ボタンが選択されるので、Spaceで選曲できる。選曲はループする。
  4. 選曲するたびに自動再生なので楽。
  5. 終了は、Alt+F4で。

以上のように、とりあえず公式アプリなのでアプリ側の仕様が変更にならないかぎりは、当面つかえるかなと思います。しかし、キーボードで全てを選択でき、かつ選曲は音声選択できるテキストデータにしてほしいなぁと思いますねぇ。

付録:過去の radiko 仕様変更に伴う対処履歴

  • 2011.11  [radika ソフトを利用することで対処]
    • radikoのNIKKEIラジオをウェブで視聴できない問題について、radikaというソフトを使って実現。
  • 2012.12  [radika ソフトのバージョンアップで対処]
    • ラジコの仕様変更があったようで、エラーがでたりして1分ぐらいしないと再生されないなどのトラブルがあったとのこと
  • 2013.04  [radika ソフトのバージョンアップとチューナ設定変更で対処]
    • 10分ぐらいしないと受信されないとのこと。radikoのサイトが4月1日にリニューアルしたことが原因。
    • チューナーを選んで、チューナー名のラジコ(フック)をマウスでつまんで(クリックしたまま動かす)、ラジコの上にもってきて、OKボタン
  • 2015.05  [再起動で直った]
    • 突然、radika ソフトが使えなくなったとのこと。
  • 2017.12  [radiko 公式ガジェットで対処]
    • radika から音がでなくなってしまったとのこと。そのため、ご家族がブラウザからのアクセス(http://radiko.jp/#!/live/RN1 など)のブックマークを作って、そこに直接アクセスすることで再生していた。
      (radiko は 2017年9月頃の Flash から HTML5対応したという情報があるので、サイトリニューアルしたからだと思われる)
    • しかしそれもできなくなり、問題はサイトにアクセスしても自動再生されないこと。またタブを押しても再生ボタンまでにたどり着かないこともある(http://radiko.jp/#!/live/RN1 を試してみると確かにその通り)

2017年1月5日 @kimipooh

2017年12月9日土曜日

【備忘録】Tux Paint が macOS High Sierra (10.13) で動かなくなって・・・(再び)

子供が使っている MacBookAir の OSバージョンアップしようかなぁと思ったのだが、Tux Paint という子供が使っているお絵かきソフト。手持ちの macOS High Sierra では動作はしますが、グラフィックがでない状態でした。


以前、Tux PaintがMacOS 10.10 (Yosemite) で動かなくなって・・・ という記事では、Download 0.9.22 test build 2013.11.18 を使って事なきを得ましたが、今回はどうでしょうか。

Xcodeのソースからコンパイルしようとしてみる


SDL系のライブラリのインストールや macOS 10.6 をベースに作られているので、いろいろ修正が面倒そう。だれかうごくようにやっていないかなぁって結構本格的に探したらありましたよ!!Mark K. Kimという方が用意してくれてました!!

0.9.23-macOS-20171126.zip


#206 OSX 10.11 not running Tuxpaint properly のバグ報告の中で、
に用意してくれていましたよ!!
これを使えば


のように起動しました!!
しかしまぁ、英語ですね。。。以前は日本語だし、アプリのパッケージ内には日本語リソースが入っています。となれば日本語化をしてみたいですよね!

日本語化

TuxPaint.app --> Contents --> Resources --> etc --> tuxpaint --> tuxpaint.conf

に設定ファイルがあります。

  • /etc/tuxpaint/tuxpaint.conf
  • /usr/local/etc/tuxpaint/tuxpaint.conf
  • ~/.tuxpaintrc

に置いたらいけるよって書いてますが、macOS High Sierra ではどれも読み込んでくれません。なので仕方なく、 --lang オプションを使うことにします。

  • tuxpaint --lang=japanese 

で日本語化できるみたいですね。

方法1)ターミナルから、 open -a TuxPaint 


方法2)AppleScriptで起動アプリを作成する


※こちらは、 open -a TuxPaintだけではダメで、
open -a TuxPaint --args '--lang=japanese'
が必要です。



なお面倒な人は、作ったアプリをGitHUBにあげたので使ってみて下さい。

ツールの使い方

※あらかじめ、Tux Paintはアプリケーションフォルダに入れておきます
  1. https://github.com/kimipooh/tuxpaint-ja よりダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルを展開(解凍)
  3. TuxPaint-JA を右クリック(Control+クリック)で開く

右クリックが必要なのは最初に1度のみです。次からはダブルクリックで開きます。
するとほら!馴染みの深い日本語で表示されましたぞ!



2017年12月9日 @kimipooh

2017年11月14日火曜日

【備忘録】WiMAX 2+ のギガ放題プランにご注意!

ギガ放題プランには、

  • ハイスピードモード(WiMAX回線)
  • ハイスピードプラスエリアモード(au LTE回線)
の二種類があります。
前者は WiMAX回線のみ、後者はなんと au LTE回線のみになります。
てっきり、WiMAX回線がつながらないときに au LTE回線にしてくれるのだろうとおもっていたら違うとのこと。

月 7GB 制限が適用されてしまう


ハイスピードプラスエリアモードに設定して通信した瞬間、ギガ放題プランの制限から、au LTE回線制限である月 7GB 制限に自動で切り替わります
さらに月額 1004円が請求されます。
※翌月になるとその制限は外れます。

ハイスピードプラスエリアモードが、WiMAX回線+au LTE回線と勘違いすると痛い面にあるので、このモードは触らないのが吉です。

ハイスピードプラスエリアモード は無効化するのがよい


ハイスピードプラスエリアモード込みのものは購入メリットがないです。
WiMAXの速度だと 7GBなどあっという間に使い潰します。なので、常時 LTE回線が必要なところだと b-mobile などある程度通信速度は遅いモードのほうがむしろ安全です。WiMAXは価格も高いですし、ハイスピードのみのモデルで十分という感じですね。

au LTE SIM カード抜いた


というわけでサポートとやり取りしましたが、結局は14日現在、翌月まで 128Kbps 通信になってます。つまりは使えなくなったってことです。Yahooのウェブサイトすら全然開かない... でうっかりハイスピードプラスエリアモードに設定変更できないように、早速 au LTE SIM を抜きました。これならモバイルルータ側でハイスピードプラスエリアモードに変更不可(設定できない)になります。

来月までこのモバイルルータはお蔵入りになりますね。。。10万円ぐらいしたのに。。。
確かにハイスピードプラスエリアモード(au LTE回線)では、新幹線でも安定して高速通信できました。来月は Internet Week 2017 にいくので、そこで新幹線で WiMAX回線が安定するかどうかチェックしようかなと思っています。

今回は、仕事で使えるかどうか、組織内で推奨できるかどうかの人柱も兼ねて契約したので、このような問題がわかってよかったかなとは思います。まぁ約款をしっかりよめってことなんでしょうけど、来てすぐ出張だったのでうっかりそこまでチェックしていなかって痛い目にあいました ... T_T;

2017年11月14日 @kimipooh