ふと、下記が目に入ったときに、利用されていた y-cruncher というツールを使ってみたいなぁと思いました。このツールは、http://www.numberworld.org/y-cruncher/ にあるわけですが、2010年8月の 5兆桁を皮切りに、2019年3月にはGoogle社員の方が 31.4兆を、同Google社員の方が2022年6月には100兆超えをして、そして2024年2月には105兆桁を実現したようですね。
- 2019年3月 Google Japan Blog: 世界記録を破る“パイ”の作り方(Google Japan Blog)
- 2022年6月 ついに円周率の100兆桁目が判明、Google Cloudの研究者が約5カ月かけて追求(GIGAZINE)
- 2024年2月 円周率が105兆桁まで明らかに、所要時間は70日弱(GIGAZINE)
STEP 1. ツールのダウンロードと ZIPファイルの展開
STEP 2. ツールを起動する
*途中で処理を強制的に終了したい場合には、Ctrl を押しながら cボタンを押してください(Ctrl + c)。これで処理が強制終了してコマンドプロンプトも閉じます。
さて基本的には、数字を入力して、Enter を押すことで次に進みます。
まずはこのツールが端末情報をどのように認識しているかみてみましょう。
1 を入力して Enterを押してみてください。
下記のように、端末で利用可能な CPU のコア数やメモリなどの情報がでてきます。
私の場合には仮想環境に対して 8GB のメモリ(うち4GBをグラフィックメモリ)を割り当ててます。
確認できたら、Ctrl を押しながら cボタンを押してください(Ctrl + c)。これで処理が強制終了させて、再度 y-cruncher を起動してみましょう。
STEP 3. 円周率を求めてみる
下記のようにシングルスレッドかマルチスレッドがでてきますので、とりあえずマルチスレッドである 1 を入力して Enterを押します。
そして、最初は軽めにするということで 2500万桁を求める 1 を入力して Enterを押してみましょう。下記のように計算がスタートします。