前半はベトナムのホーチミンから、カントー、バクリュウ、カマウ、ラックザー、ハーティエンと移動して、カンボジア国境を超える1週間の旅路でした。ここからは、カンボジアの国境を超えてから、タイのバンコク、チャンタブリに至るまでの後半の旅路となります。
前半の旅路はこちら
為替レートや購入したSIM(eSIM)については、上記前半のブログにまとめて記載しています。
12/8 - カンボジアの国境から首都プノンペンへ
カンボジア入国については Arrival Visaの申請をもらって30分ぐらいで入国できました(8:40〜9:06)。手配した車はトヨタの車で、肘掛け椅子付き。7人乗りのいい車でした。
カンボジア国境から首都プノンペンまで一直線に向かいました。道路はかなり整備されていてベトナムで何度も体験したようなガタガタしているところはなかったです。このあたりは国際的な援助などで整備されているのかもしれませんね。途中、駅の踏切のところトイレ休憩。
電車については、2018年4月から運行しているようですね。
下記をみると、ベトナムとの国境に近い街カンポット(今回の旅路では寄っていない)まで鉄道が走っているとか。
カンボジア鉄道に乗ってみた!プノンペンからカンポット(Kampot)まで | Mai and Chris Travel
カンボジアでもeSIMはつかえたと思っていたのですが、iPhoneのほうがカンボジアではあとから使えなくなりました。同じ eSIMの Pixelのほうはずっと使えていたのですけどねぇ。カンボジアでは VPN接続ができないなどネット環境に問題があった(後述のネットワーク項目参照)ので、カンボジアについてはカンボジア専用SIMを用意しておいたほうがよかったかなぁとは思いました。
トイレ休憩に訪れた
ガソリンスタンドには、セブンイレブンや Amazon Cafeが併設されていました。
カンボジアでは、ドルが一般的に普及していることもあり、コンビニでもUSDドル表示がありました。お釣りは現地通貨のリエルになります。今回、カンボジアではすべてドル支払いしました。
道路は非常に整備されて快適なのですが、
ふと道路の左右をみると、上の写真のようになにもない景色が見えるなど郊外ではアンバランスさが結構めだっていたように思います。
プノンペンに近づくとビルが目立ち始めました。
上記は
内務省。屋根がお寺のようにみえる特徴的な建物ですね。
街中を走るバイク。バイクに車輪を1つ追加して三輪のような形にして、さらにパラソルやらいろいろなものをくっつけて、お互いに背中合わせで乗っている屋台?が印象的でした。
Ohana Phnom Penh Palace Hotel にチェックインした後は、昼食をたべに出かけました。
今回つかれていたので、ホテル近くの市場にはいかず。
最初に注文したパスタでは量がすくなかったので、ハムとチーズのハンバーガーを頼んだら、ハンバーガー2個分ぐらいの量がでてきてお腹一杯!
プノンペンの夜の風景。
カンボジアは1泊のみのため、最後の夜はカンボジア料理を食べなければ!ということで、カンボジア料理がでてくるレストランにいきました。
おつまみのみ塩っ辛い感じがありましたが、他の料理は塩気がなくて甘い感じでした。地理的に塩は貴重なのかもしれませんね。
ちょっと昼に食べすぎたこともあって、少なめにしました。
オニオンリングはカンボジア料理ではないと思いますが、こちらも塩気がないのですよね。塩かけたい...
店先の猫はお客から食べ物をもらってました。
後述するホテルの項目でも紹介していますが、朝食が最上階の屋外にあり、メコン川と日の出を眺めながらの朝食は最高でした!
12/9 - プノンペンからバンコク(タイ)へ
さて後半の調査地になるバンコクから4時間ぐらいかけて車でいくちゃんタリーに行くべく、まずはプノンペンからバンコクへ空路で移動しました。
この日は晴れ。朝、ホテルではかなり涼しい感じでしたが、出発するときには結構暑い感じですね。
プノンペン国際空港は街中にあり、空港に近づくとかなり混んでいました。直線距離だと30分ぐらいでつくはずが、45分かかりました。状況によりますので、1時間はみておいたほうがよいだろうとは思います。
チェックインカウンターは2時間半前から開くと電光掲示板に表示されていたのに、時間がすぎて表示が消えたまま、チェックインカウンターが開かない。結局2時間15分前に空きました。他の飛行機は順次開いているのに、私がのる飛行機だけ表示がなかなかでないので悶々としてました。
出国はあっさりしたもので、水の持ち込みも可能でした。
1時間少しのフライトにも関わらず、飛行機内では簡単な軽食がでました。飛行機が飛び立ってすぐにでてきた感じです。
12/9 - バンコク(タイ)にて
なお入国時にタイに何日滞在するか聞かれました。直接バンコクにいって帰るときには聞かれることはなかったのですが、あちこち移動していたからかなぁと思いました。
タイでの両替は2箇所で行いました。スワンナプーム国際空港のスーツケース受取場所は相当レートが悪いですねぇ。
- スワンナプーム国際空港のスーツケース受取場所:0.1974バーツ/円(5.06円/バーツ)
- チャンタブリーのセントラルチャンタブリー:0.2187バーツ/円(4.57円/バーツ)
夕食は韓国料理を食べました。最初に注文した品以外におつまみ的なものがでてきます。
私は辛くないソルロンタンを注文。味がかなり薄めのため、キムチなど辛いものと一緒に食べると美味しいです。
あと店のサービスで上記を振る舞ってくれました。訪れるたびに振る舞ってくれているので、皆に振る舞うサービスなのですかねぇ。とても美味しかったですが、お腹いっぱい。
12/10 - バンコクからチャンタブリーへ
道中は長い旅路でしたが、運転手がぶっ飛ばしたおかげか3時間少々(Google Maps的には4時間)でついてしまいました。途中、トイレ休憩に訪れた場所では、日差しが強くてものすごく暑く、モバイルバッテリーで iPhone側が充電をストップするほどでした。
売り物のバナナを準備している風景
それ以外は特に特記するところもなく、チャンタブリーに到着。ホテルに行く前に旧市街地にて昼食を食べました。今回はタイ在住の教員とその教え子の学生たちと同行。道中の食事は全部お任せしたのでした。注文用紙が全部タイ語のため、 Google翻訳で何が書いてあるかはみてはみました。タイはベトナムなどと異なり、すべてにおいて濃厚なのですよね。
デザートのココナッツミルクのヨーグルトに芋が入っている感じのものは、絶品でした。
外は暑いものの、店内は川からの風が吹いて涼しい感じでした。学生の分を奢っても一人134バーツと安い!
ザ・モティフ エコ ホテル にチェックイン、その場で明日の朝食を注文することになりました。確かタイのウドーンターニーのホテルでも同じ形態だったなぁ。
川沿いの景色がなかなか良い。
京都の町家を連想させるような町並み。
バイクにいろいろつけている走っていますが、なにかの拍子ではずれないのかなぁと思ってしまいますね。
椅子が面白い。
チャンタブリーのショッピングモールの銀行にて両替。
レート0.2187、つまり4.57円ぐらいとまぁ、そこそこ良かったです。
ここで何やら面白そうな大会が開かれていました。
チャントン ポーチャナー
白を基調にしたレストラン。お土産屋もあり、白胡椒を購入しました。魚やその他食事はとても美味しかったですが、一部辛いものもありました。ベトナムに比べて、夜道は暗い感じがしました。
12/11 チャンタブリー2日目
翌日のホテル朝食。ベジタブルヌードル。あっさりした味で美味しかったですね。
上記は、建物に小さな穴が沢山開いてます。これは、つばめの巣を育てている典型的なビルだそう。またつばめのうるさい鳴き声もしていて、一部は機械的な音も混じっているのではないかということでした。
豚血の豆腐の入ったおそらく豚血スープの麺。美味しくいただいてはいるのですが、ちょっと常に胃が満腹に近い状態で、同僚からは「太ったのでは?」と言われる始末。やばい!
ホテルにあったチャンタブリーのPR動画が流れていた中でも出てきた、有名店とのこと。学生たちのご所望で寄ることに。暑い中で食べるアイスは格別ですね!
その後、いろいろ調査をしながら、しかしあつすぎるのでティー休憩することに。
これまた川を堪能しながら、いろいろ歓談。
橋をわたると絵が沢山おいてありました。
聖堂は閉まっていたので、中に入る事はできず。
豚血のスープ。そればっかり食べている気がする..
タイ料理 ガオラオルアットムー(豚の血豆腐とモツのスープ)
12/12 チャンタブリー3日目
翌日の朝食はアメリカンスタイルのもので、あとは自由にとってよい野菜やおかゆ。
いずれも美味しかったですね。
9時から宗教行事があるということ。聞くところによれば、ホテルの端にある仏像を反対側の新しいところに移動するホテルの行事。昨日、「行事で12日の9時からうるさくなるからごめん」と紙が入っていたので見学しようと 9時前にみていたら、駐車場から車をだせないような椅子の並べ方をしだしたので、慌てて出発しました。
郊外のお寺にいったときに、バナナを発見。それ以外のもドリアンの木もありました。
そして登る坂道を見かけると、ついついどこまで続くか確かめたくなりました。
どんどん先に進みます。
もはや寺すら見えません。
最終的にこの地点の先までいって、さらに山の上まで続いていて特に何も無いので、このあたりで引き換えしたのでした。
犬が何匹か坂道に屯していました。飼い犬でかなり大人しくすり寄ってきました。そうこうしていると、飼い主がバイクで戻ってきたらしく、バイクを追いかけていったのでした。
その後、夕方ぐらいになって運転手のスマートフォンで使っている SIM がネットに接続できなくなりました。つまりはナビが使えないということです。なんとか
夕方に市場を散策
17時時点で市場の建物内はすでに閉まっていましたが、外は開いていて賑わっていました。
ホテルに戻って買い込んだ夕食を食べました。フライドポテトが何気に高かったですね。
12/13 チャンタブリー4日目
チャンタブリー最後の朝食はホテルにて。ベジタブルヌードルを頼んだら、とても辛いものがでてきました。甘いヨーグルトをおかわりにてなんとか食べきりました。美味しいんですけどね、辛い!
タイでは電線はところどころ丸まった感じで配線されています。余った部分を纏めているのでしょう。日本では見かけない光景ですね。
途中バンコク市内に入る前によった
ドライブインにて、同僚が
カーオラームを購入したので、バンコクについてから1つもらって食べました。もちもちしていて美味しかったです。
それからバンコク市内に入らずに、ラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校までいって学生をおろしてバンコク市内に入ったのでした。
この大学のキャンパスは広すぎですね。バイクなどがないと移動がとても大変そう。
濃いものばかり食べていたこともあって、胃に優しい中華料理を同僚と食べに行きました。水餃子やスープ、炒め物など軽めに食べてホッと一息をついたのでした。
12/14 - バンコクにて
この日の深夜便(23:55)でバンコクのスワンナプーム国際空港から、日本へ帰国します。
本日は自由時間。とはいえ、本ブログをかいていて思ったのですが膨大な量の旅日記になります。これをまとめるべく、集中できるコワーキングスペースへいきました。最初エンポリウムにある AIS Design Center に行こうと思ったのですが、閉業していることに気づき、急遽、National Stadium(BTS)近くにあるユニークなコワーキングスペース NapLab に行ってきました。9時30分〜17時ぐらいまでこもって、今回の旅路の前半(ベトナム〜カンボジア国境)を仕上げて公開し、後半も7割ぐらいまで仕上げました。しかし完成はできなかったので、その後に仕上げました。
【NapLab】すべり台で遊べて昼寝もOK!?バンコクのコワーキングスペース体験レポート | 英語ができる人生は、いいぞう。
朝8時台の Asok 駅にむかう道は空いています。
Asok駅近くで、托鉢のお坊さんに対して喜捨しているところに遭遇しました。
まず BTS 最寄り駅 ASOKに向かいました。券売機が新しくなってますね。しかし100バーツ紙幣は使えなかったので、コインに両替してもらおうと受付に行くと、現在は直接チケットを購入できるようになってました。早速 National Stadium まで 35バーツで購入。
National Stadium駅付近には出店がたくさん並んでいます。
9時過ぎの National Stadium駅付近の道路。
NapLabの周辺に差し掛かると、光沢のあるピンク色のウサギさんの隣に看板が見えてきました。建物にはいって、NapLabの看板のあるエレベーターで 3F(1Fか3Fしか選択できない)にあがります。
12時間で270バーツ、ワンドリンクついています。
早速ワンドリンクを頼んで、いろいろ見て回りました。
3Fに卓球台あり。
そして噂の滑り台もありました。私は怪我をしたくないので滑りませんでしたが、卓球をしていた若者3名が順次すべっていたので見てました。滑り終わったあと、このマットに着地すると、マットごとかなり手間に滑ってきます。これマットに着地できなければ怪我しそうですね。
さてそれはともかくいろいろ見て回りました。寝るところもありますが、今回は利用せず。
モニタなども借りることができます。
HDMIアダプタをスーツケースにいれちゃってしまっていたので、外部モニタを使えずに残念ではありました。午後ぐらいから人が増えてきましたが、半分もうまらない感じでした。土曜日だったからかな。多くはおそらく大学の課題でしょう、そうしたものをしている人もいましたし、寝ている人もいました。
ネットワーク
12/8 Ohana Phnom Penh Palace Hotel
kitani@kitani-mbpm2 pass % ping www.yahoo.co.jp
PING edge12.g.yimg.jp (124.83.185.252): 56 data bytes
64 bytes from 124.83.185.252: icmp_seq=0 ttl=52 time=104.337 ms
....
64 bytes from 124.83.185.252: icmp_seq=10 ttl=52 time=110.600 ms
Request timeout for icmp_seq 11
64 bytes from 124.83.185.252: icmp_seq=14 ttl=52 time=188.683 ms
--- edge12.g.yimg.jp ping statistics ---
15 packets transmitted, 14 packets received, 6.7% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 97.142/121.617/214.668/39.124 ms
上記のようにパケットロスは若干生じるときがあるものの、何度か行った結果、パケットロスが生じることは稀でした。また VPN接続については、 京都大学のOpenVPNや IKEv2についても接続そのものはできるが、ローカルサーバーへのIPアドレスベースのPINGや DNSサーバー参照など通信ができていない状況で使えませんでした。
また
12/11 ザ・モティフ エコ ホテル(チャンタブリー)
% ping www.yahoo.co.jp
14 packets transmitted, 14 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 118.032/119.019/122.058/0.954 ms
kitani@kitani-mbpm2 ~ % ping www.yahoo.co.jp
PING edge12.g.yimg.jp (182.22.31.252): 56 data bytes
64 bytes from 182.22.31.252: icmp_seq=0 ttl=42 time=113.955 ms
...
--- edge12.g.yimg.jp ping statistics ---
18 packets transmitted, 18 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 111.984/113.025/114.212/0.514 ms
PING応答からは通信は安定しているように見える。またネット速度も体感的にもかなり速かった。
12/14 コワーキングスペース「NapLab」
% ping www.yahoo.co.jp
PING edge12.g.yimg.jp (182.22.31.252): 56 data bytes
64 bytes from 182.22.31.252: icmp_seq=0 ttl=49 time=104.086 ms
..
--- edge12.g.yimg.jp ping statistics ---
10 packets transmitted, 10 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 102.654/104.914/112.288/2.885 ms
特にパケットロスもなく複数端末が接続できていました。ただし、Web認証のログイン画面を消したら接続できなったりするので、その点はもしかしたら気をつける必要があるかもしれません。
ホテル
12/8 Ohana Phnom Penh Palace Hotel(プノンペン)
メコン川との合流地点と素晴らしい日の出を朝食を食べながら鑑賞できる素晴らしいホテルだと思います。シャワーの出力もよく、ドライヤーや歯磨きセットを含め基本的な付属品は揃っています。部屋も広く、近くにレストランや市場もあるので立地も良かったですね。
12/10-12 ザ・モティフ エコ ホテル
タイのチャンタブリーには3泊しました。
クリスマスの飾りがあちこちに・・・。
このホテルはとにかくスタイリッシュ。
共有スペースもいい感じですね!
バスタブはないものの、シャワーのでもよく、快適ではありました。
ただ洗面所にドライヤーの電源口がなく、卓上の置き鏡みたいなものはありましたが、そこが不便なところでした。また室内の水2本は無料なのですが、 Freeの表示がなく籠の中にはいっていたので有料だと思い込んでしまいました。基本的に説明書きが不足している感じはしますが、受付できけば答えてくれます。また夜間は受付がいません(そこも Ecoなのです)。
まぁ地方とはいえ、街中のホテルでこのレベルのホテルが 3泊 5000バーツ未満というのはまぁそれほど高くはないと思います。朝食は前日に受付の毎回注文する必要があります。
2024年12月15日 @kimipooh