残念ながら、コロナ禍の中で今年もオンラインでの開催となりました。来年こそは現地での開催になることを願っています。今年20回目となる関西オープンフォーラムにおいて、ウェブサイトのいくつかの個別仕組み(スケジュール等)が WordPress へと統合され、過去のサイトが静的HTML化するなど、いろいろと仕組みが変わった年でもありました。
今年のオンラインツールは、 Zoom と Jitsi Meet というシステムをベースに YouTube Live で視聴するというスタンスでした。
今年は聞きたい内容が盛りだくさんでした。セッションの一部はあとから公開されるとはいえ、できれば臨場感を感じるためにも当日に聞きたいものです。
基本的にメインで聞きたいものをベースにしつつも、もう一つ気になるセッションがあれば、つまみ食いする感じで視聴していきました。またすこし前にさかのぼって視聴もできる点はオンラインならではの良い点ですね! 複数同時視聴する場合、Google Chromeブラウザを使っているので、Volume Masterというタブごとに音量調整を変更できる拡張機能をいれて調整するといい感じでした。
さて筆者が視聴したプログラムについて備忘録として残します。
いつもの通り、下記で書いたメモは、筆者が視聴した内容を筆者として理解したもののです。したがって発表者の意図と異なる場合があるので、その点はご留意ください。
デジタル庁と国民向けサービス
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/service_of_digital_agency/
データ収集を一手に担ってしまうと、収集をする人たちの気持ちが萎える。そうではなくて、さまざまなデータを仲介して様々なサービスに活用できるようなデータ連携基盤の整備が必要だという考え方。
IT男子に送る婚活大作戦!マル秘情報伝授致します! vol.5
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/ticce/
筆者自身は結婚しているため婚活自体は不用ですが、ticceさんのお話は面白いため、毎年楽しくみています。意外と結婚後にもそういうこともあったなぁという内容もあります。どうしても先読みしてしまって、細部について回答してしまうことはよくあります。こう曖昧に相槌を打つなんてことは、コンピューターの世界で許されない(どこかにバグが出てしまうから)ので、なかなか慣れないだろうなと思います。
Beyond5G時代のシステム・サービス創出に資するテストベッド構築・運用に関するNICTの取組み
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/beyond_5g/
データサイエンス 何それおいしいの?
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/how_tatste_data_science/
コロナ禍に振り回されたとある学生たちの話
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/stage/covid19-student/
コロナ禍での小規模ソフトウェア会社の在宅勤務移行時に発生したさまざまな事象の報告とその後
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/remote-work/
筑波大シラバス「KdBもどき」を作ったその後どうなった?
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/tsukuba/
Kdbもどき:https://make-it-tsukuba.github.io/alternative-tsukuba-kdb/
GitHUBに来た pull request については基本受け入れているとのこと。コードの洗練さを考えるよりも、すこしでも貢献してくれる人たちを弾きたくないという想いが強かったとのこと。ただし増えてくると、コード的に動きが不安定になるものもあって、弾くと弾かないで〜というやり取りもあって大変らしい。
開発は、人数が減りつつもまだ続いている。
issue を書いてくれる人がいないのが辛し。pull requestきても、その意図を issue に書いてもらえると助かる。現状はレビューするのが結構大変とのこと。
アクセス解析は仕込んでいないので、状況はわからないらしいが、使っている声は聞こえては来る。
UIがかなり作り込まれていて、曜日や時限をドラッグで一気に選択できたりする。各シラバスの内容を別ウィンドウで複数表示して並べて表示できるなど。
中国ハッカーを本気で追いかけてみた
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/china-hacker/
こういうタイトルをみると、視聴したくなりますね!
に関する話になり、かなり面白い話で、ためになりました。
公開情報を収集・分析する=OSINT(Open Source Intelligence)というのが重要視されているということ。
指導教官と語るTomochaの灰色の歴史と今
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/session/tomocha_vs_prof/
とあるイベントの仮想会場運営砲
プログラム:https://www.k-of.jp/2021/stage/virtual-venue/
oVice を使ったた、不慣れな人たちが利用できるか心配だった。
来年20周年は、2022年11月11日-12日!
今年は途切れることなく興味を引くセッションがあって楽しかったです。一日椅子に座っているとお尻が痛くなるのがオンラインにおけるデメリットですね。来年は会場でのイベント開催になるよう祈ります。
2021年11月13日 @kimipooh
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