前回訪れたのが、新型コロナウィルス発症前の 2022年8月。今回で17回目のバンコク訪問です。スワンナプーム国際空港内の早朝は長袖で肌寒い感じでしたが、外にでると蒸し暑くて袖を捲くりあげました。
今回初めて北タイに訪れるので少しワクワクしていました。途中予定を変更してチェンラーイから国境の街メーサイによるなど、いろいろな体験ができました。特にソンクラーンの水かけ祭りは道路脇、車の上から大きな桶を用意しておき、水をたっぷり入れたバケツで水をぶっかける豪快なもので驚きました。また行進するお祭りのときにも豪快に水かけしていました。ペットボトルを片手に見物客に近づいてきて水を服の上からドバドバとかけていく人もいました(筆者は逃げ腰)。
またミャンマーとラオスの国境沿いのチェンセーンのゴールデントライアングルではソンクラーン中であり、激しい水かけ合戦を横目に鑑賞しながら目メコン川側で夕食をとったりなど得難い体験ができました。
さて下記では、バンコク、チェンラーイ、チェンセーン、チェンマイそれぞれでの体験日記的なものを備忘録として残します。
バンコクに向けて
今回はタイの旧正月時期だからか、タイ航空は30万円とお高いので JAL便にしました。また久しぶりの深夜便(0:55発、5時前着)です。また乗り合いタクシーは満杯だったので、特急はるかで関西国際空港に向かいました。事前予約していたため、自動改札機で発券(予約したときのクレジットカード必要)し、領収書も発行してスムーズにホームまでいけました。
日本への帰国
帰国時の手続きも前回と異なり、日本へ帰国するのにPCR検査不要(ワクチン接種証明書3回あり)のため、かなり楽でした。2023年5月8日以降は、さらにワクチン接種証明書も不要になるということです(大使館ウェブサイト)。ついてすぐに Visit Japan Webでファストトラック(検疫)を済ませておき、帰国のための飛行機に乗る前に税関申告をしました。ただ、下足入国時検査は廃止されており、税関申告だけで通過できました。
さて今回の帰国は、PGで チェンマイからバンコク(スワンナプーム国際空港)、そして別便JAL で関西国際空港へ帰りました。ただすっかり考えに抜けていたのですが、PGとJALが提携していないからか、一旦バンコクで荷物を受け取って出口から出て、そのまま 3F の国際線チェックインカウンターにいって再度チェックインし直すということが必要でした。ちょうど3時間の余裕をみていたので、問題なかったのですが時間がないと大変そうです。国際線のほうは大混雑(国内線は割と空いていた)でしたが、JALのチェックインカウンターはガラガラでした。ちょうど1時間遅延が発生していたからかもしれません。1時間遅延したものの、実際に関西国際空港についたときには20分程度の遅れでした。
ネットワーク
今回は、Amazonで 7日間使える電話番号付き(SMS使える)プリペイドSIMを用意しました。デザリングもできるタイプです。
- DTAC タイ SIMカード 7日間 50分タイ国内通話 無制限データ、使い放題。
バンコク、チェンラーイ、チェンセーンで問題なく使えました。チェンセーンのホテルは Wi-Fi の調子が良くなかったのでテザリング機能をとても重宝しました。チェンマイでも問題なく使えました。
為替レート
以下のバンコク市内で立ち寄った Exchangeでは、Asok駅内がもっともレートがよかったのですが大行列でした。そのため、サイアム・パラゴン内(BTS Siam駅から直結)の入り口付近の Exchange(2F)でもまぁいい感じではあります。
- スワンナプーム国際空港(2023/04/12 0.2297B/円 = 4.35円/B)
- サイアム・パラゴン内(2023/04/12 0.24975B/円 = 4.00円/B)
- Asok駅内(2023/04/12 0.255B/円 = 3.92円/B)
- ワット・ローンクン(チェンライ)(2023/04/15 0.2504B/円 = 3.99円/B)
さて最初の宿泊したホテルの紹介をしたあと、今回の旅路で立ち寄った場所について紹介します。
ホテル
バンコク
- FURAXCLUSIVE ASOK(13,400円、朝食付き)
*Wi-Fiあり、それなりに快適です。今回はダブルブッキングしてしまったようで無料アップグレードとなり、最上階11F のスイート部屋になりました!
リビングとベッドルームが別と一人宿泊としては広すぎーって感じですね。
チェンラーイ
チェンセーン
- Siam Triangle Hotel(1,430B)
ドライヤー、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、歯ブラシあり。全体的にきれいで川の間際ということで景観もよし。しかしネットが使っていると途切れ途切れの感じになることがあるため、あまり使えないこと、シャワーとトイレに遮蔽物がない(かわりに風呂は別の部屋にある。また乾くのは速い)ため、シャワー浴びるとトイレのフタ付近が水びたしになるあたりがイマイチ。
チェンマイ
バンコク以外のホテル宿泊費合計は、合計4,148B(4月12日 空港内 0.2297円/B = 4.35円/B)を考えると、バンコク市内で駅近くは高くなったなぁと思いました。バンコク市内にて
想定よりも少し時間が空いたので、2時間程度いくつかの店にお土産を買いに行きました。
いつも小銭入れとして愛用しているジム・トンプソン、Siamにあるサイアム・パラゴン内のマダムヘン(石鹸)、あとAsok駅周辺にあるロビンソンでタイガーバームを購入しました。
最初に訪れたのが、BTS Saladeng 駅下車して少し歩いたところにあるジム・トンプソン。相変わらず定員さんの人数も多くて、日本語での応対もある程度できる店員さんもいます。年々高くなってきて、今回は 550B と 850B の小さな財布を購入しました。4円/B ぐらいだと考えても、税金入れて2500円〜3500円と高くはなっています。
次にサイアム・パラゴンの駐車場前にあるマダムヘン。ここは6個入り石鹸を3つ購入して 700B。1つ 100円以上する石鹸ではありますが、せっかくタイにきたのだからこれは買わないとーってことで購入。
Asok駅からみた風景。
昼食は、仕事場の事務所で食べました。
夕食は大長令で韓国料理を楽しみました。下の4つの写真のうち右上がお通しなのですが、これだけでもお腹が膨れる量でした。
チェンラーイ
タイの旧正月(元旦は4/15)ということで空港での混雑を避けるため、5時30分に起床。7時過ぎに空港に向かいました。さすがに4時間前に空港についたのでチェックインカウンター空いていないはずだと思っていたら、空いていたのでスタッフにきいたら並んで良いということ。ならばと、チェックインを済ませました。3時間ぐらい時間があったので、マクドナルドで時間を潰しました。
少し出発時間の遅延はあったものの、ほぼ予定通りの13時過ぎに到着。
こじんまりとした空港で、空港から外のでると煙たい感じがしました。PM 2.5が北タイは危険水域にあるというニュースをきいていたのでこれかなとおもったのですが、野焼きなどの影響で煙があたり一面充満していることが主な原因のようでした。
一応マスクはしていましたが、食事や熱くてマスクを外したりなどしていましたが特に埃っぽいなど影響はありませんでした。むしろ日本の花粉のほうがすごすぎる感じがしました。こちらでは花粉症は発症しないので幸せですね。2日ぐらいたってから多少粉塵による咳かなとおもう症状がでたので花粉症の薬を飲むと収まりました。
市内に向かう途上で、それぞれ短時間ですが、いくつかのお寺に寄りました。
ワット・フゥアイプラーカン(Google Map) - 白を基調
奥にある仏像はリフトがあってエレベータで登ることができます(20B)。またリフト付近にお土産も売っていました。仏像までは無料のバスがでています。そのバスの中で途中子供に水鉄砲で水をかけられました。ソンクラーンならではですね!
お寺内にある食堂で昼食を食べました。一品20Bとかなり安く、味も美味しかったです!
ワット・ローンスアテン(Google Map) - 青を基調
タイで唯一、青を基調とした寺とのこと。
ラーフーという月食や日食を食べる鬼が描かれたりしていました。
またここで初めてソンクラーンの水かけを体験しました。
あとお土産屋にあった手と首が上下にうごく人形があって少しびっくり。動きが独特な感じでした。
ワット・プラケーオ(Google Map)
残念ながらソンクラーン中はしまっていたので周囲を散策。正月ならではの砂にのぼりをたてたようなものをみかけました。また、ホーンルアン セーンケーオ博物館が開館していたので鑑賞しました。
下記は想像上の生き物のようでいろいろなものがまざっている感じらしいです。
夕食は川の近くのルーラムという店で、北タイ料理を楽しみました。
もち米や正月によく食べる料理などです。
花火が上がったりしていました。
ワット・プラシン(Google Map)
屋根が下のほうまで覆いかぶさるのが北タイでの寺の特徴とのこと。またお寺の名は、仏像シヒンが由来だそうな。
また龍が祀られているのは、出家したかった龍が人間に化けてもバレてしまって出家できなかったが、その気持ちは汲むということから置かれるのようになったとか。
ここで実がなっている木を発見。これは北タイの言葉で「バカットーン」(柿)とのこと。子供の頃に木に登ってよく食べてありしていたらしいです。
ナイトバザール
また夜はホテル近くのナイトバザールを散策。
混雑しておらず、いろいろ可愛いものや興味を引くものなどもあったりしました。
カードルアン市場
スーツケースに亀裂が入っていたのを発見。バンコクからチェンラーイへの国内線だと思われる。亀裂は側面した側なので気づけませんでした。とりあえず亀裂が大きくなったら困るため、ガムテープみたいなものがないかどうかも含めて、朝から市場を散策。残念ながら手で切れるテープはありませんでしたが、市場の人がわざわざ買いに走ってくれたのでした。感謝!
国境の街メーサイ(Google Map)
チェンラーイから北にいくとミャンマーとの国境となるメーサイにたどり着きます。チェンセーンに行く前にせっかくなので国境の街を見に行きました。それほど幅のない川を隔てて対岸がミャンマーです。人や車の行き来も激しそうで、またメーサイ側のお土産屋にはミャンマーの品も多くおいてありました。
国境の門より左側から奥にはいって散策。
下記の左の写真は、川の対岸がミャンマーになります。
ミャンマーでは翡翠が有名ということなので、翡翠のカラフルな数珠をお土産に購入しました。1つ 100B。コロナ前は日本人もたくさんきていたが、コロナ後は来なくなったとか。
チェンセーン
チェンセーンに入ったところで、車に水をぶっかけられました、ソンクラーンの季節ならではですね。昼食は、ร้านข้าวเปียกเส้น เจียงแสน แม่หล้า で食べました。ベトナムのフエ料理とのことです。
チェンセーンで最も大きな仏塔があるお寺。八角形。
タイの旧正月元旦に訪れ、信者の方々が集ってお坊さんのお経を聞いているなかに入って体験できたのは良かったです。
またのぼりをたてて、お祈りしました。お供えをしている方々がいましたが、タイヤイ族のスタイルとのことです。
ゴールデン・トライアングル(Google Map)
下の写真の正面奥がミャンマー(曇っていてうっすらしか見えない)。右手対岸がラオス。
タイ、ラオス、ミャンマーの国境が川を隔てて一望できる場所。タイとラオスの間を流れるメコン川と、タイとミャンマーの間を流れるルアック川の合流地点でもあります。残念ながらソンクラーンの時期は野焼きなどによる煙で曇っていてミャンマー側はぼやけていました。ラオス側は対岸にみえており、時折音楽が聞こえてきました。対岸も観光地なのかな。
ラオス側に渡るツアー(パスポートは預ける)もあるそうな。
バック系はかわいいのが多くて思わずお土産として買っちゃいました。
国花となるゴールデンシャワーが咲いていました。
チェンセーン ウォーキング ストリート
夕食はチェンセーン 警察署近くの夜店でメコン川を見ながらテーブル席で食べました。ソンクラーン中であり 4/15が元旦、つまりは大晦日ということもあって大賑わいです。水かけも激しいものでした。メコン川のオオナマズを食べたりしながら、その光景を楽しみました。
チェンマイ
チェンセーンからチェンマイまで陸路で移動しました。
チェンセーンを 9時過ぎに出発。9時40分ぐらいにチェンラーイ空港を左手に通過、チェンマイまで車で4時間ということで、お手洗いを兼ねて白いお寺ワット・ローンクンに寄ることにしました。またこのお寺をでたあたりから咳が少しで始めた(空気悪い?)ので、花粉症の薬を飲むと、症状は収まりました。
昼食は、ウィエン・パー・パオにあった เกาเหลาเลือดหมูเวียงป่าเป้า で食べました。ここは豚血の塊の入ったスープが有名だということでチャレンジしました。豚血の塊はあまり味はせず(レバーっぽいかもしれませんが、レバーほどではない)。スープと麺はとても美味しかったです。
昼食後、スマートフォンを触っていたら 4Gが E(低速)になっていた場所もありましたが、町中にはいっても変わらなかったので一旦機内モードにして解除すると5Gの電波が入るようになりました。道中、電波が入らない場所、3Gの場所など割とありました。郊外を走っていたのでまぁそのようなものでしょう。
チェンマイの町中では夕方にも関わらず、道路のあちこちで水かけをしていて、大渋滞でした。でもみんな楽しそう。
夕食はホテル近くのCHUM Northern Kitchen @Old Cityで北タイ料理を楽しみました。その道すがら、ついに水を頭からぶっかけられましたー。夕食はどれもおいしくてお腹いっぱいになりました。
翌日、ホテルの朝食がなかったこともあり、目覚めのコーヒーを飲みにホテルちかくのAkha Ama Phrasinghを訪れました。深入りコーヒーは、酸味が強く美味しかったです。
昼食は、Jia Tong Heng Restaurant(中華)に訪れました。この日は日差しも強く暑すぎるため、市場を見に行って熱くなった体を冷やさねばということでレストランに入りました。カニチャーハン、菊花茶、スープ、そしてデザートを食べて体力を回復!
その後、さらに市場を散策して The HOUSE で休憩。
注文したジンジャーエールは、生姜が濃く飲みごたえがありました。また熱った体を冷やしつつ、高級感ただよう雰囲気の中、ゆったりと休憩をとれたのもよかったです。
空港近くのセントラルプラザエアポートで体を冷やしつつ、いくつかのお土産(ぞうのかわいいマグネット、北タイの地図)を買ったのでした。
ワット・ローンクン(Google Map)
下記はなにかいろいろなものが混ざっている謎の人形。
芸術家が個人が建てたというお寺。チェンラーイでの観光地として有名で多くの人で賑わっていました。お土産や飲食店も整ってそうでした。
またかなり広くてびっくりしました。金のトイレはせっかくなので体験しました。
ワット・チェンセーン(Google Map)
かなり郊外にある寺のため、日本人はこないところのようだ。我々が初めて訪れた日本人かもしれません。
タイの旧正月元旦。仏像をつくるための準備をされている珍しい光景を目にすることができました。500年の歴史はあるものの、一度衰退したあと、また復興したいということで活動されている方もいるとか。また以前出土した土器を復興させようという活動もされているようです。
チェンセーンから移り住んだ方々が建立した寺とのこと。
チャムチャーマーケット(Google Map)
チェンマイから車で20分ほどに位置するマーケット。かわいい雑貨。お土産に良さそうなバックやお財布などがリーズナブルな価格で売っていました。藍染が流行っているようで、マーケットに華やかさが出ているようでした。
バスを改造したビザ屋などもあり。
フリーマーケットのようなイメージの場所もあり。藍染がかなり流行っている模様。
子供が遊ぶスペースもあり。
Skugga Estate(Google Map)
最近チェンマイではチョコレートも流行りだしたということで、やってまいりました。
高級なチョコレート、コーヒーが置いてありました。。店内は綺麗で外もピクニックができそうなテーブルと椅子も用意してありました。コーヒー豆やグリーンティーなどいくつか購入しました。帰国後に楽しもうと思います!
JingJai Farmer's Market Chiang Mai (Google Map)
土日に朝から開いている市場。広々とした場所に様々な店が立ち並んでいました。ここではソンクラーンの水かけしないでねーという注意書きもありますね。
タイヤイ族の踊りをやっていました。
ワローロット市場(Google Map)
菊花や香辛料を求めて市場にやってきました。
またモン族の刺繍は、細かいところまでびっしりきれいに仕上がっていて素晴らしいですね。
その後、市場をぶらぶらしていると、チェンマイ県知事亭に向かって行進する祭りに遭遇。ソンクラーンの最後あたりにするようだ。少数民族のリス族、カレン族、モン族なども参加していて華やかなで盛り上がっていました。
さらに水かけもあります。クレーン車を持ち出して放水しているのには驚きました。
2023年4月17日 @kimipooh
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